絵本は想像力や感情を豊かにし、親子のコミュニケーションとしても最適で、語学の面以外にも、本当に素晴らしい魅力がたくさんあります。海外在住ですと中々日本語の絵本を入手するのは大変ですが、それでもやっぱり絵本の読み聞かせは、出来る限り、たくさん行ってあげて欲しいです!
『ぐるんぱのようちえん』や『ぐりとぐら』シリーズなどの、昔から愛されている定番絵本がおススメなのは言わずもがななので触れませんが、
超定番とまではいかないまでも、子どもたちに大人気で、私のお気に入りの絵本たちを少しずつ紹介していきたいと思います。
私が1つ目に選んだ絵本は『きょだいな きょだいな』です。
ありえないサイズのピアノや、せっけんや桃など、様々な巨大なものが出てくるお話なんですが、夢があって空想の世界にどっぷり浸かれるとっても楽しい絵本です。
「あったとさ あったとさ
ひろい のっぱら どまんなか
きょだいな ○○が あったとさ
こどもが 100にん やってきて~~」
と、繰り返しながらお話が進んでいくのですが、
歌のようにリズミカルなフレーズで、耳に気持ちよく、何度も言いたくなっちゃうんですよね。
次はいったいどんなきょだいな物が出てくるんだろうというワクワク感もあります。
絵のインパクトが大きいかつ、細かく描かれているので、言葉があまり分からなかったとしても絵を見てるだけで、十分に楽しめるのに、大きい子も想像力が掻き立てられてお話の世界に引き込まれるので、男女年齢関係なく楽しめるとっても素敵な絵本です。
きょだいなトイレットペーパーが出てきて、子どもたちがお尻をふくページは特に大人気です!
各ページに必ず登場しているキツネさん探しをしたり、
様々な表情で描かれている子どもたちの気持ちやセリフを想像してみるなんていう楽しみ方もできますよ。
繰り返しでリズム感のある楽しい言い回し、優しいタッチで細かいところまで描かれたイラスト、想像力を掻き立てられるワクワクなストーリーと、生徒さんから何度も「また読んで~」と言われる、大人気な絵本です。
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