言葉遊びの絵本でとってもおすすめなのが、谷川俊太郎さんの『これはのみのぴこ』です。
普通の絵本とは違い、ページをめくるごとに一文ずつフレーズが足されていく作りになっていて、どんどん文章が長くなっていきます。最後には、ページを埋め尽くすほどの長文になってしまうんですが、言葉のリズムがおもしろくて声に出して読むのが楽しいのなんの!
最初はキョトンと聞いている子どもたちも、だんだん長くなる文章と共に、どんどんテンションが上がっていきます。読む方も興奮してきますよ。
暗記して全部言いたくなっちゃうくらい耳に残るフレーズたちで、私も子どもの頃、必死になって覚えた記憶があります。
早口言葉みたいに一気に読んでも面白いし、一文づつ交互に読み合ったっていい。暗記競争をしてみても盛り上がっちゃう!
日本語のリズムや、言葉選びの面白さがギュッと詰まったとっても楽しいユニークな絵本です。
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